本を売るということ

最近、紙の本を処分する際に、古本屋ではなく自分でAmazonで出品手続きをして1冊1冊売り払っている。
手数料と送料がかかるので全部、とはいかないけどクリックポストなどの安い発送方法を利用して、トントンぐらいの値段ならとりあえず売っている。

時に1、2円損して、梱包の手間もかかるだけのこともあるけど、1冊1冊を見送るように次の読み手に送り出したいと思ってやっている。

発送先の住所と名前しか知らない人たち。
どういう思いで本を買ってくれたのか、ふと想像する。

ジャック・ケルアックの「オンザロード」を売り払った時、発送先住所がとある病院だった。この本と発送先の組み合わせがとても意外だったのでよく覚えている。

また出品の際に全然いい値段が付かない本もある。本屋ですごくお勧めして売ってたのに、評価が散々だった本なんかは割とその傾向が強い感じがしている。

もちろん他人にとっていい本が、自分に取っていい本とは限らないのだけど、自分が売り払う時の本の値段を見て何故そうなのかを考えてみると面白い。

そして最後に、よく買ってしまう本の傾向を掴むのにも自分で売ることをお勧めする。大体つい買ってしまう本は自分が足らないと思っていることだったりする。だからこそ、本を読むだけでなく売り払って行動に移す、というのか必要だったりする。

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