東京の映画祭

私は大体旅に出ると見知らぬ人によく話しかけられる。場合によっては連絡先を貰うこともある。
今回ロサンゼルスの空港で飛行機を待っている時に一人の外国人男性に話しかけられた。

私は鼻風邪を引いていてマスクをしていたので、周りの外国人はぎょっとした感じで見ていたがその男性は
「どうしてマスクしているの?」
と単刀直入に聞いて来た。

私「風邪引いているから」
男「自分を守るため?」
私「いいえ、周りの人にうつさないようにって。気温の温暖差が激しくて鼻風邪引いたの」
男「どうしてそこに行ってたの?」
私「仕事でちょっと。大きいイベントがあったの」
男「僕は同じくイベントで東京に行くんだ」

ちょっと興味が湧いて来たのでいくつか質問してみた。
男性は映画関連の仕事をしていて日本の同僚達を手伝うために来たようだ。日本人はなかなかシャイで英語を喋らない(喋れないのではなく)から手伝うのだとのこと。

私が生まれた翌年ぐらいからずっと映画の仕事をしていたという。
途中他の外国人が「やぁ」と声をかけて来て、話をしていた男性も「やぁ」と返事をして二言程度言葉を交わすと去って行った。「同僚?」と聞いたら「コンペだよ」って返事。

映画の仕事(Film industryと言っていた)はとても大変な仕事で多くの人が実際の年齢よりも早く老けてしまうらしい。私と話をしていた男性は自分はわりかし年齢よりも若く見られるんだとちょっと自慢げだった。

「年を取らない理由は?」

と聞いたら面白い答えが返って来た。

「本当に重要なことにだけフォーカスすること」

ごく当たり前だけど難しくてしかも本質的だ。

「多くの人が必要でないことに右往左往して徒労する。それが老ける原因」

とのこと。これはますますミニマリストとして大切な考え。
減らすのはものだけじゃない、優先順位、やることも最小にしていく。

長旅の途中で元気をチャージできました。名刺とかもらっとけば良かった。

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